《単体》
〇酸素
【製法】
<1> 2KClO₃→2KCl+3O₂
塩素酸カリウムに触媒の酸化マンガン(4)を加え加熱する。
<2> 2H₂O₂→2H₂O+O₂
過酸化水素水に触媒の酸化マンガン(4)を加える。
〇オゾン
【製法】
3O₂→2O₃
酸素の無声放電
【性質】
・淡青色、特異臭(ヒトの屁のようなにおい)、折れ線型分子
・Oを離して安定したいので、酸化力は大きい。
・水で湿らせたヨウ化カリウムデンプン紙を青変する。
H₂O+2KI+O₃→I₂+O₂+2KOH
O₃が2I⁻を酸化させてI₂にすることで、反応が起こる。
《酸化物》
・表の両端ほど、強塩基または強酸になるため、水に溶けやすい。
・酸性酸化物が水と反応するとオキソ酸が生じる。
オキソ酸の例:HClO、H₂SO₄
また、同一元素のオキソ酸では、Oの数が多いほど強い酸性になる。
〔補足〕
オキソ酸とは、分子中に酸素原子を含む酸のことである。
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